影絵 かさこじぞう

かさこじぞう(かさじぞう 笠地蔵)

できるだけシンプルに作ってみた影絵劇です。
また、意識的に暗転を多用してみました。
話も淡々と進めているので、小さい子だと難しいかもしれません。
でも、年末年始にほのぼのとした気持ちになれると思います。
一部のショットですが、雰囲気に触れていただければと思います。
[なお、実際に影絵をスクリーンに映した場合とは映り具合が若干異なります]

その1お正月が近いというのに、貧乏なじいさまとばあさまの家にはお餅すらなかった。
「仕方がない。この薪こでも売ってお正月の餅こを買うとするか」
じいさまは雪の野原を踏みしめ踏みしめ町を目指して歩いていった。
峠にさしかかったところで、六地蔵様が雪に埋もれかかっているのに出会った。
その2
その3町には正月の市がたっていて、大賑わいだった。
じいさまは一番はじっこに店を出して薪を売り始めた。
「じいさま。薪こは売れたかね?」
「それが・・・」
じいさまは売れなかった薪を笠と交換したこと。
峠の六地蔵様が雪に埋もれていたので、交換した笠をお地蔵様に被せてきたことを話した。
その4
その5 じいさまとばあさまが急いで外へ出て見てみると、笠を被った5人のお地蔵様と、手拭いを被った一人のお地蔵様が空になった橇を引いて帰っていくのが見えた。


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